パソコン歴と言えば、結構長いです。フロッピーディスク(5インチ)を初めて使ったとき「速っ!」って思ったこともあるくらい。記憶の単位はMBからGBに変わり、OSはDOSからWindowsに変わりました。 |
|
自作パソコン初号機 ASUS Pen4 |

モニター、キーボード、マウス、スピーカー等の入出力に関係する部分です。 |
【スペック】
これが現在の愛機。自作しました。性能は下のとおりです。
CPU |
Pentium4 2.8GHz
(現在オーバークロックを10%させて稼働中なので、3GHZくらいです。) |
メモリ |
1GB (PC3200DDR)
(512MB×2枚でデュアルチャンネルにしています。) |
HDD |
400GB
(80+120+200の物理的に3つのハードディスクドライブになってます。) |
ドライブ |
DVD-RW、CD-RW |
モニター |
17インチ液晶 MITSUBISI |
O S |
Windows2000 SP4 |
【自作の経緯】
そもそも、なんで自作したかというと、画像編集のためというのが大きな理由です。
それまでは、デジタルビデオカメラで撮ったものを、ビデオデッキにつないでカット編集をしてました。(両手にカメラとデッキのリモコンを持って。)
後々に残したい部分というのは少ないため、何度も何度も巻き戻しや再生、録画をしている内にカメラが故障することが度々。(T-T)
また、フォトレタッチをすることもあり、高画質の静止画の処理は、当時使っていたノートパソコン(過去に使っていたパソコン4号機)ではきつくなっていました。
性能の良いパソコンを手に入れたいと色々考えていると、近所に住む職場の先輩(50代)の方から、パソコンの自作を勧められ、WinPC(自作パソコンの雑誌)のバックナンバーを1年分貸してもらい、すっかりその気になって自作を決意。平成16年(2004年)1月に自作初号機を組み上げました。
【最初の構成】
CPU |
Pentium4 2.8GHz |
マザーボード |
ASUS P4P800 Deluxe |
メモリ |
512MB(PC3200DDR) |
HDD |
80GB 7200rpm
ATA133Maxtor |
O S |
Windows2000 |
ドライブ |
CD-RW |
モニター |
17インチ液晶 IIYAMA |
↓
その後、色々あり現在の構成に至ってます。
↓
【現在の構成】
CPU |
Pentium4 2.8GHz |
マザーボード |
ASUS P4P800-E Deluxe |
メモリ |
1GB
512MB(PC3200DDR)×2 |
HDD |
80GB+120MB+200GB
7200rpmATA133Maxtor |
O S |
Windows2000 SP4 |
ドライブ |
DVD-RW、CD-RW |
その他 |
canopusキャプチャーカード
メディアカードリーダー |
モニター |
17インチ液晶 MITSUBISI |
|

本体は、机の下に置いてます。
5インチベイは上からDVDドライブ、CDドライブ、200GBハードディスク(リムーバブル)。
3.5インチベイは、FDドライブ、メディアカードリーダー。
シャドウベイに、80GBHDD、12GBHDDが入っています。 |

キーボードは、薄くてコンパクトなものを選びました。ノートパソコンと同じキータッチです。テンキーは付いていません。ワイヤレスではありませんが、延長ケーブルを使っています。
マウスは、最も使う頻度が高いため、ちょっと良いものを使っています。ワイヤレスで使い勝手が良いです。 |

パソコンの内部。左上が電源。左下がマザーボード。
右上には、5インチベイに光学ディスクが収まってます。
右中段に3.5インチのベイが固定されています。 |
- 【自作機の特徴】
- ○動作が軽い
- 自分がインストールしたソフトが全てなので、余計なソフトが知らないうちに動いたりしません。もし重くなっても、再インストールはリカバリーディスクを使うよりも短時間でできます。(それぞれのソフトのインストールは手動ですが…(苦笑))
- ○機能の拡張
- 必要な機能は、ボードやディスクを足したり、高性能の部品と取り替えれば増やせます。しかも、内蔵できるためコンパクトにまとまるし、部品自体が外付けのものよりも安価です。車やバイクのようにいじって機能アップを体感できるのは楽しいです。
- ○自己性能の拡張
- 要するに、勉強になります(笑)。BIOS、OS、ハード等深く知らなくても良いですが、ある程度の知識は必要です。そして、根性や忍耐力も付きます(と言うか必要です)。
- △必要なソフトの入手
- これは、短所とも長所とも言える部分です。メーカー品のパソコンを買うと、あらかじめ大量のソフトがインストールされています。(どれが何をするソフトか分からないくらいたくさん。)大変便利で、初心者にもわかり易く作ってあるソフト、一部の機能をカットした体験版や試供版等だいたい何をするにも困らない状態なのですが、自作機には当然これがありません。OSから入手しないと使えません。
が、使う頻度が高いソフトは少ないはず。よく使うソフトであれば手に入れればいいし、無料でダウンロードできるフリーソフトでも、かなりのことができます(良く出来ているソフトが多いです)。しかも、これらの手に入れたソフトは、パソコンを乗り換える場合でも、同じ物を使い続けられるので便利です。
※リカバリーディスク内のソフトはパソコンが違うと使えません。
※ライセンスがあるものは1台に1回のインストールで、PC乗り換えの場合は要登録内容変更。
- △経費
- これも、どちらが良いか微妙なところです。最近はパソコンの低価格化が進んでいるので、ハイエンドモデルでも、低価格での構成でもメーカー品パソコンで同じか安いくらいで販売されるようになってます。
経費とは関係ありませんが、自分が部品から組み立てた自分オリジナルのパソコンが動いているのは、それだけでもうれしいものです。
【記憶領域の工夫】
マザーボードによって違うかもしれませんが、IDEという規格の端子に、ハートディスクや光学ドライブを合わせて4つ接続することができるようになっています。
自作パソコン初号機では、ハードディスクが壊れた場合を考えて、大事なデータは物理的に違うハードディスク(パーテーションで切った同じディスク内ではなくて。)にバックアップするようにしています。ミラーリングソフトを使っているので、データを更新すると同じタイミングでバックアップしてくれるので安心です。
また、通常ブートしているハードディスクとは物理的に違うハードディスクに、あらかじめOSやシステムをインストールしておくと、トラブルの際でもケーブルの繋ぎ換えとハードディスクのジャンパーピンの設定だけでパソコンを立ち上げることができるので、仕事にパソコンが欠かせない方におすすめです。(※OSのライセンスが2つ必要になるかもしれないので注意。)
さらに、動画編集など大きなデータを保管したり、作業領域がたくさん必要なら、HDDをリムーバブルディスク化することをお勧めします。
《 例 》例えば↓のような構成なら、データのバックアップやシステムの不具合、ハードディスクのクラッシュ、作業領域の不足に対応できます。

【デュアルチャンネル】
CPUが情報を処理するときに、一時的にデータを書き出す場所がメモリーです。メモリーとCPUとの情報のやりとりが、パソコン高速化の一つのネックになっています。いくらCPUが速く計算しても、その情報をメモリーに読み書きするところで遅ければパソコン自体が速く動きません。
デュアルチャンネルとは、CPUに2つのメモリーを並列に繋げてやり、情報を二手に分けて読み書きする技術なのです。(マザーボードとCPUがこの機能に対応していないとできません。)この機能により、動画のエンコード等の「重たい処理」を速くこなすことができるのです。
最近は、CPUに“D”がついた物が出てきています。これは、CPU自体を2つに分けて機能させることにより、より高速な処理をするもので、「重たい処理」に関しては、圧倒的に速くこなすことができるようです。(CPUの金額も圧倒的に高いです。)
【落雷】
自作でパソコンを組み上げてから半年くらいたった6月のこと。どうやら電話回線からよりにもよってPCに雷が入ってしまいました。最初はどうして起動しなくなったのか分からなかったんですが、モデムのボードを見ると、チップが焦げたり、取り付けてあるプラスチックのボックスのフタがはじけたりしてました。
その頃は、ノートパソコンFM-V BIBLOも併用して使ってました。インターネットをするために、デスクトップから電話線を分岐してノートにもつないでいたため、こちらも壊れてしまいました。
結局、デスクトップはボード類が全てダメになってました。壊れたボードを全て替えて4万5千円。ノートパソコンは、見積をしてもらったら25万円…25万円!! 結局B5ファイルサイズのノートパソコンを新規購入しました。こちらは15万円。パソコンはわずか5年でエライ進歩してしかも安くなってました。
【無線LAN】
現在、我が家のパソコンは3台。自作初号機、B5ファイルサイズPC、いただき物&余り部品を使って作ったデスクトップ。デスクトップは別々の部屋だし、ノートはどこででも使う。
で、問題なのがインターネット。ケーブルTV会社がインターネットサービスを開始したので、これを全てのパソコンで使うため無線ルーターを買いました。LANケーブルの配線も要らないし、設定もほとんど手間がかからないし、有害サイトブロックサービスが使えるので、子供がインターネットしていても安心です。 |
 |
過去に使っていたパソコン 4号機 |
 |
Windowsになって最初に買ったパソコン
富士通FM−VBIBLO
CPU |
PentiumV 500MHz |
メモリー |
64MB+128MB |
HDD |
12GB |
O S |
Windows98 SE |
今から考えると、かなり低いスペックなんですが、買った当時はCDに書き込みができる機能はハイグレードのパソコンに備えられた機能でした。
2004年まで使っていましたが、落雷の影響でマザーボードが壊れて処分しました。 |
 |
現在使っているノートパソコン |
 |
上記の【落雷】の被害にあったときに購入したパソコン。パソコンの部品屋さんで、ショップオリジナルとして組み立てた状態で売っていた物にメモリーを追加して15万円ほどで買いました。
CPU |
Pentium M 1.6GHz |
メモリー |
256MB+256MB |
HDD |
60GB |
O S |
Windows XP |
デスクトップのマザーボードと同じメーカーで、必要な機能を備えた上で、A4ノートPCよりずっとコンパクトだったので選びましたが、当たりです。
コンボドライブとPCカードスロットル、USB2ポート×3、IEEEポートにカードリーダーと、必要な機能を備えて、持ち運びに便利。centrinoだったので、無線LANにも即対応できたし。
お気に入りの1台となってます。 |
 |