エコ窯 と 自然活用
こんな窯が全国の里山に出来て放置された山を活かし
多くの人達の楽しめる場所に出来れば良いのにと思っています
うちで使っている窯は、非常にエコな窯で雑木でも丸太でも何でも使えます。 そのくせ、窯変の作品が出る比率は他の窯に比べても相当ちがいます。 山を整備しているのが運動にもなり、しかも、そこから薪が手に入ります。 切った木をそこに放置しなくてすむので、とても整備がはかどります。 一つの作業が、山を美しくし、健康維持にも役立ち、薪代の節約にもなる。 山を、一つの庭のような感じで木々と対話しながら仕上げていく作業は 何とも言えない満足感が有ります。 窯の上の我が家の山(無限大マークのような道をつけている) を整備すると枯れ木や倒木だけでも大量の木材が出てきますが、 最近ではそちらは、このところ放置林状態になっています。 どうしても、目に見えやすい所から手を付けてしまうからです。 あちこちに陶芸クラブがあるでしょうが、うちのような薪窯だと 地域の自然保護にも、健康づくりにも役だって 地域振興にも役立てる事が出来ると思います。 |
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備前焼 玄明 で今使っている窯は自作で、登り窯、穴窯、角窯とも言えず変わった形の窯です。窯変の作品が沢山とれて、小振りで回転の速い窯です。 | 窯焚きの前半では、枯れ松や雑木、何でも使えるので非常にエコな窯です。直径30cmの丸太のまま焚けるので割木にする手間もいりません。 |
国道484からの入り口から、窯までの300m程の山を整備中 | 整備前は、山からイバラや笹、灌木が狭い山道に迫り通行もしにくかった。地権者の了解をとり整備していくと、何とも気持ちのいい散歩道となりました。奥の山が大和山の頂上。 |
見通しが良くなりました | 右手は、もと水田だったようですが、今では大きな灌木が林立しています。 ここは、イバラが群生してイバラの壁が出来ていました。 |
最後の登り、右手に小川が流れヒノキ林が涼しげです。 | 大きな幹が薮の中から顔を出すと空間に立体感が出てきます |