森の相関関係図

 「フラクタル」とは部分が全体の相似形をなすという意味で、コンピューター用語です。単純な方程式を使って無限に複雑な画像をリアルに描きだしていく、この理論は単に数学の世界のことですが、この宇宙の神秘を解き明かすヒントを含んでいるように思えます。
私は「似ている」という意味に翻訳し直しています。

この宇宙は、すべて陰(玄)と陽(明)の要素で成り立っているという事が古来より世界各地で言われています。それはどういう事なのか?と深く考えてみると単に男女が有るとか、電極にプラスとマイナスがあるとか、すべての素粒子が反粒子と対になって存在する事とかだけでなく、抽象的なことであっても陰と陽の要素が有るようです。

その陰と陽には「左手と右手の法則(補い合い協力し合う関係)」と「目に見えない物と目に見える物の法則(重なっている関係)」の二つの要素が有り、これは光の持っている粒子と波の両方の性質が有る事とも似ています。

「左手と右手の法則(補い合い協力し合う関係)」には、優しさと厳しさ、平等と自由、柔らかさと固さ、調和と進歩、左翼と右翼、心で考えると頭で考える、感性と理性・・・・・・色々あります。

「目に見えない物と目に見える物の法則(重なっている関係)」には、原因と結果、遠視点と近視点、あの世とこの世、心象世界と現象世界、ソフトとハード・・・・・・・色々あります。

「結果には必ず原因が有り、それはまた次なる原因となる。そして、永遠に循環する」

上の図は、おもに波としての視点を中心に描いていますが、この図で得られるヒントは、二つあります。一つは、「両眼で見る事」。もう一つは、「思考停止をしない事」

「両眼で見る事」は、生き物の目が二つあることとも関連しています。片目だけで見ていると平たんでその実像は見えにくいですが、もう一つの目で隠れて見えない部分を見ると立体的に見えてきます。それぞれに片方の目を補っています。

「思考停止をしない事」とは、右の「H」空間は目につきやすいですが、左の「W」の空間は目につきにくく議論もされにくい現実が有ります。そのため知らずに思考停止状態を長く続けるような事が有ります。なぜ?なぜ?と繰り返し問い続けていけば浮かび上がってくることなのです。この「W」の所が全ての原因の究極部分なので、とても大切なポイントなのです。

このフラクタルの森に入る事によって、自分たちの抱えている問題解決のポイントを見つけていただき、より理想的な成果がその実人生の中でも出せるようになっていただきたいのです。

陰(玄) 陽(明)
アナログ デジタル
優しさ 厳しさ
平等 自由
左翼・左手 右翼・右手
調和 進歩


目に見えない世界 目に見える世界
原因 結果
遠視点 近視点
心象世界(心の風景) 現象世界(現実の風景)
あの世 この世

また、それぞれが、陰と陽二つに分かれます

見る 思う 行う 結果
When Where Who What Why How to How much
いつ どこで 誰が 何を なぜ?
どのようにして どうなった
どうしたい
思想
の空間
道徳
の空間
努力と工夫
の空間
反省と未来設計
の空間
(テーマ)土ひねり なぜ?
その心の姿勢は?
玉つくり
ひもづくり
板づくり
湯飲み
花入れ
勉強 なぜ?動機は? 学校・塾 進学・就職
そして素晴らしき人生
企業 社会貢献・愛 仕事 利潤
命の尊さ なぜ生きている?
その姿勢は?
自殺・他殺・事故
病死・天寿
不成仏(自縛霊)
成仏(天国・地獄)

安らかな人生と死後の生活
進化論 なぜ?
誰がそう思ったの?
突然変異
自然淘汰
進化
ここには、結果を産み出す種が有る
素晴らしき成果を産み出す種が必要
思い
念い
それは
お役に立ちたい

与える愛
「愛は与えた人のものになる」
陰と陽
コインの裏と表
宇宙の摂理そのもの
求められて
いるもの
発展 反省
悟性 感性 知性 理性
血液型
A AB
星座
おひつじ
しし
いて
かに
さそり
うお
おうし
おとめ
やぎ
ふたご
てんびん
みずがめ
社会 学(民)
宗教 ユダヤ教・イスラム教 キリスト教 仏教 神道・儒教・道教

「結果」に必ず「原因」あり

原因と結果の流れは円を描きつつ循環し

プラス・マイナスどちらかのスパイラルを起こしている


今、現在どのような原因を作り出しているのか?


思考停止することなく、目に見えない世界、心の世界まで探求すべき

ここに間違ったものが入っていたり、空白だったりするとると

はて?どんな事が起こってくるのか


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