財務官僚も、総理も、一部経済学者も思いこんでいる 国民も消費税の増税で全体の税収が増えると思い込まされている 確かに、左脳(理)的視点から見れば、掛け算ですから・・・ 単純に見れば計算上は増えることになる しかし、右脳(情)的視点から見れば消費にブレーキをかける役目もする 日常的な少額消費には、それほどのブレーキはかからないかもしれない しかし、高額商品などは税の負担額もおおきくなりますから もっと大きなブレーキの力となるでしょうし 消費全体に占める割合も大きい どちらにせよ、消費にブレーキをかけることには違いがありません どんな少しだけのブレーキでも 道路などでの自然渋滞でもわかるように なんでもないところでみんながちょっとブレーキを踏むだけで 大きな渋滞へとつながってしまいます みんながチョット消費を控えだけで その累積は、企業業績を引き下ろし 仕事の量を減らし リストラを産み、失業者を増やし さらなる消費の冷え込み圧力になります その因果の連鎖は、とてつもなく重いものになってくるでしょう その結果、不景気の嵐が吹き始め 全体の税収を減らし、弱者をすくうことも出来なければ さらに、弱者を増やすことになる いま、景気に対しては ブレーキではなく、アクセルをふむべき時なのです ブレーキをかけるべきは、税と社会保障に対してです ブレーキとアクセルを間違えて事故が起きないはずはありません |