フラクタルの森で考える ・ 1



両目で見なければ、立体的に見えず
両手を使わなければ、粘土で器作りも難しい
考える事も、両方の脳を使わなければ間違える

宇宙が陰陽で成り立っていると言われるように
右左脳の人体統御の十字架の中に全宇宙の縮図がある
右脳の情(感覚・陰)的なものと、
左脳の理(論理・陽)的なもの
この2つの要素で、人生も、この社会も成り立っている

感覚的なものは、他者と自己の違いがあり
論理的なものは、原因と結果の流れがある

他者と自己の2つが空間を生み、調和が求められ
原因と結果の2つが時間を生み、進歩が求められ
その2つのラインが交差する中で人間は考える
ある時は、情で考え
ある時は、理で考える
それぞれが暴走する時に
あらゆる不都合や
あらゆる不幸がやってくる

この2つの軸が作る4つの要素で
全てが比喩として、相似形として循環する

図は、分かりやすく円環で表しているが
実際には無限大マーク8の字の如くある
その陰陽の接点が額に有ると言われるチャクラであり
仏教などの曼陀羅に描かれている仏の位置
諸行無常、諸法無我の交点である涅槃寂静の境地
陰陽の2つの軸がつくる4つの要素の中に
愛・知・反省・発展が求められているが故に
この宇宙は進化し調和し存在する

人生も社会も政治経済も、正しく見るには
その十字架の交点、仏神の視点で考える努力がいる
感覚と論理のクロスする4象限で考える必要が有る

この陰陽曼陀羅から引き出される指針は、
単純には、常に両目(複眼)で見ながら考える事
4つの要素を埋めながら陰陽の循環を考え行動する事
仏神の視点を忘れない事


直線上に配置

まず、簡単には、白紙の上に相反する意見を置いて考えましょう
多くの思いこみによる間違いをしていますよ
昔の天動説と地動説の対立のように
時代を下ればなんてバカな事をという感じでしょうか

2つの視点というキーワードが未来を開いていく予感

○ イヤだけれど、やらなければならない事もある
○ したいけれど、してはいけない事もある
○ 成功は、足元をすくわれる危険もある
○ 失敗は、成功の元
○ 長所は短所を含み、短所の中に長所も含まれる