幸福の種


 「人は、何のために生まれ、
何のために生きているのか?」
この人類永遠のテーマの答えは簡単な所にある

私は、土(地球)を使って器を造っているが
天は、土(地球)を材料に我々生命体を創り
魂を吹き込み、育んできた

私たちが粘土を使って作品を造るとき
何らかの「お役に立つように」と思いを込めるように
天も この地上生命を創るときに
おそらく 同じ思いを込めているはずだ

我々の存在に込められたる天意
我々の魂の中に込められたるもの
その魂の奥に刻まれた本能の中には
当然の如く「お役に立ちたい」という思いが有る

お役立ちの結果
他者の評価や報酬が現実には生まれる事になる
その対価がもたらされることになる

その目に見える成果、表面に現れた結果を
幸福そのものと見てしまうけれど
結果が生まれる前に すでに、その幸福の種はある