SONY SLV-RS7の修理


オークションで3000円で購入しました。最初入手した物はハーフローディングアームの固着でしたが録画でノイズが入るのでもう一台入手した物です。

埃がすごいですが、こちらもアームが固着してます。位置が合わなくなるとテープが傷つくのでねじの回転を数えながら外していきました。ものすごく固着しているらしくなかなか外れません。

こちらが外したアームです。中もアルコールできれいにしてからグリスをつけて取り付けます。とてもスムーズに動くようになりました。

それからローディングギアが割れています。メカを取り出し裏の基板を外すと見えます。これを交換するわけですが、いろいろ外さないと到達できません。合わせマークとかありますのでよく覚えておかないと元に戻りません。
割れたギアを瞬間接着剤などを使って張り付けてみましたが一度ローディングしただけで割れました(^^;

こちらが購入したギアで3-736-147-D1と袋には書いてあります。300円ちょっとだったと思いますが色が水色から白に変わってます。ギアだけなので中のバネとかは前のを使います。同じように取り付けをして組み立てます。

ピンチローラを掃除したりするとピンチローラを動かすカムやギアも外れるようになっています。位相が狂ったりした場合は、合わせ位置を確認しながら組み立てていきます。

モードスイッチ部分ですがモードスイッチも一度分解して掃除しました。基板と当たる接点のところも掃除した方がいいと思います。白いギアの矢印とモードスイッチのギアの凹みを合わせて取り付けます。

ポストの取り付け部分ですがどうもガクガクしています。ダイキャストが削れています。軸が多少抜けているようで押し込んで位置を調整しました。

このSLV-RS7もRS1と同じようにテープを入れても前面のふたがきちんと閉まらない時があります。
おなじようにギアにクラックが入っているようです。

これでばっちり動くようになりました。
前面に出力端子が付いているのでちょっと繋ぎたいときには便利です。ギアの音が派手で動作が遅いですがそれなりに使いやすいです。

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