寝言シリーズも好評のうちに第三回を迎えた。

今回もまた、とっておきのネタで皆さんを笑いの地獄にご案内しよう。(それほどのネタでもないか…)



我が友人Fの寝言は素晴らしいインパクトだった。



ある日、我々はまた酒を飲んで鍋をやってうだりごろりとやっていた。

例によってひとり、またひとりと眠りに落ちていく。


そうしてやがて3人ほどしか起きていない状況になった。
こういう時間と人数が危ない。デンジャラスな寝言タイムがまたやってきたのだ。


寝ていたはずのFが突然

「いれるなーッ!!」

と、叫んだのだ。


発言と文面だけ見ると危ないお耽美系な感じだが、Fはそういう人物ではない(はずだ(多分(だといいなぁ)))。
無論そういう噂もない潔癖な人物だ。本当なんだ。俺は組織の末端でそんな情報を聞かされちゃいないんだ。


すぐさまFを起こし、一体どんな夢を見ていたんだと尋ねると

「変なおっさんが俺の味噌汁に変な具を入れようとしたんだ」

という事だったらしい。



全く迷惑なおっさんである。



著:戦車




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