「日曜大工」ならず私の平日大工の話をしたいと思います。

以前からベッドが欲しいと思っていました。
畳の上にお布団を敷いて寝るのも日本人らしくていいけど、晩、寝静まる頃にちょうど一日のホコリが畳より30センチの間にたまるのだとテレビか何かで知って以来、ますますその気持は強まっていきました。

家具屋さんをまわりましたが、気に入るものがありません。
どっしりとして分厚いクッションの付いているベッド・・・
そりゃ寝心地がいいかもしれないけど、狭い部屋がベッドに占領されてしまう〜。
もっと機能的で実用的なものが欲しかったのです。
机の椅子にもなってベッドの下には色々と収納ができるもの。

なけりゃ作るしかない!というわけで、私の生まれて初めての大工が始まりました。
子供の時に父親から釘の打ち方を教えてもらった以来の作業です。

ちょうど旦那さまは都合良く一ヶ月出張でいないのでその間に作るぞ!
仕事のあいまに、出来上がりの絵を書いてみてから製図、板は店で切ってもらい、ヤスリでスリスリ・・・金づちでトントン・・・ニスを塗る代わりに壁紙貼って、L字金具で補強して でっきあがりぃ〜〜♪

とても楽しくて、しかも一番気に入ったのが金づちでトントンすること。ストレス発散にもなって「こりゃ病み付きになりそうだ〜♪」と次々にベッド二つと机まで作ってしまいました。

ベッドの下には部屋にあった椅子2個・コタツ台・ミニタンスetcを収納!!
と言うとカッコいいですけど、実はそれらを脚の長さで調節し同じ高さにして、上に板を載せ布団を敷いただけなんです^^;
これってベッドと言えるのかしら^^;

机はちゃんと棚や脚をつけて上の板は取りはずしが出来るように工夫してみました。
我ながら良い出来〜♪ と思っていたら、出張から帰ってきた旦那さまの一言「落ち着かん」

え〜、そんなこと言われてももう元には戻せません。あしからず。



著:みこねー




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