夢ネット通信
第103号
2020,(R2)5月発行
103号5月発行
「平川夢づくりネットワーク」通称「平川夢ネットでは、地域の話題や
課題を取り上げ皆さんで考え、平川のさらなる発展を目がします。
なんやかんや
今年のゴールデンウイークは、新型コロナウイルスの感染が拡大し、全国に非常事態宣言が出されたこともあって、観光はもちろんの事帰省もせず、外出も極力控えるなど多くの
人が自宅で過ごしたようだ。平川でも例外ではなくお互い気遣いながら、いわゆるコロナ疎開もあまりなかっのではかと思う。それにしても長期休暇中。家にじっと籠もっているのはさ
ぞ窮屈であろう。その点平川はこの時期田植え作業で大忙し。太陽の光を体中に受けながら薫風の中、泥と戯れた方も多かったろう。当たり前のことがこれほど幸せな事でもあると
感じた一人でもある。
それにしても北都営農組合が県普及センター事業として実施された最新田植え機のデモンストレーションには驚かされた。 土の深さ、肥沃度を機械が瞬時に判断し施肥する
しかも8条植えだから15アールのほ場があっという間に早苗で埋まった。運転などの機械操作よりタブレット (パソコンの携帯用みたいなもの)で設定しないと機能しない。
まさにスマート農業の一端を見せてもらった。ただ、これからはこうした農業スタイルが普及するものと思われるが、平川のような中山間地でも活かされるものとなって欲しい。
最近黒い飛行物体がやたら気になる。それはカラス。小生も今冬から猟友会員として有害鳥獣駆除のお手伝いを(勝手に)させてもらっている。牛の飼料が食べられるだけ
でなく病気を持ち込まれる事の方が怖いという。そうはいっても敵は賢い。�顔も車も覚えられ、現場に到着tするや否や逃げられてしまう。ウイルス同様
、撲滅ではなく共生を模索すべきでしょうかね?。
繰越金は16万円と厳しい会計
昨年度は台風や大雨のため土曜夜市や、盆踊りが中止、また、、新型ウイルスの影響 肥料、労力等の低減を図る 平川北部地区を中心に多くの水田の管理を行う北都営農組合 では、受託するほ場によって地力や土質のムラがあり、生育不足 や肥料多過による倒伏により,収量・品質が不安定となることがひ とつの課題でした。そこで、今回ほ場の深さや肥沃度に応じて施 肥量を減量する 「可変施肥田植機」 を使 用して、肥料の低減効果や米の収量・品質を検証する実験が行わ れました。また、育苗箱の箱当たりの播種量を増やし、田植機のか き取り調整で使用箱数を減らす実証も併せて行われました。 具体的には、通常10アールあたり15箱を使用しますが、10箱にす ることで育苗の管理労力などの低減を図るものです。実証は下郷 地内の15アールの水田で行われ、今後生育状況や収量・品質、 肥料の低減の程度、経費など調査していく事となります。 |
土壌に応じて施肥が可能な田植え機で実証 5月8日、下郷地内の水田で備北広域農業普及指導センターによる可変施肥田植機 による稲の植え付けが行われ、この実況実験に協力する農事組合法人・北都営農組合 関係者など25人が見学しました。 |
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