ちょっと見て
23 エディブルフラワー スミレ 
 

エディブルフラワーは日本で作られた造語で食用花という意味です。食用にできる花は毒性のないもの、農薬の掛かっていないものなら何でもできることになりますがやはり美味しさやかわいらしさが問われます。この時期うちの畑ではスミレとプリムラですがスミレの方がたくさん取れ、食べやすいので圧倒的にビクトリーという品種のスミレを使っています。スミレ属は世界中に400種くらいあり日本には100種以上、中国山地にはそのうちの60種くらい自生しています。スミレは全ての品種で毒性は全くありませんから園芸種のスミレまで全部食用にできます。ただ香りのあるものはニオイスミレだけで、これは香料の原料になります。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。山菜のシーズンですね。芽カンゾウから始まり土筆、蕗の薹は終わりましたが、野セリ、ノビル、コゴミ、わらび、山うど、山蕗と初夏近くまで続きます。野山を歩くにはとても良い時候です。お天気の良い日にはウキウキと歩き回りたくなりますね。野草の中にも目立たなくて利用されていないが美味しいものが沢山あります。カラスノエンドウは干してお茶にすると美味しいお茶になり、てんぷらにしても美味しく、ヨメナは柔らかい新芽をさっと熱湯をと通して細かく刻み炊き立てのご飯に塩少量と共に混ぜ込むと香りのよい美味しいヨメナ飯になり、野セリは澄まし汁やコンソメスープの浮き身にするととてもおしゃれです。セイタカアワダチソウやヨモギの新芽をてんぷらにしても美味しいものです。タンポポの柔らかい葉はサラダに、それにはスミレの花を散らしてなどと連ねていくと身近な野草で素敵な食卓が出来ます。春の野原は美味しいもの捜しには最高の場所、でもその後はしっかり草刈り・・・と厳しい現実も忘れられないのです。植物だけではなくカエルや蛇も出てました。野ネズミが開けた穴やモグラの穴がよく見つかり、その時には唐辛子を穴に詰め込んでおきます。蛇やモグラの忌避剤がホームセンターに行けば売られていますが広い畑に使うには結構高くつきます。そしてその薬剤の成分は唐辛子のカプサイシンとタールが大半なので、それなら夏の間にいくらでも作れる唐辛子をたくさん作って置いてたっぷり使えばいいではないかとこの夏植える唐辛子苗を育てています。収穫した唐辛子は干して網袋に入れて吊るしておき畑のふち回りに埋めておくとしばらくはモグラの侵入を押さえられますが、作業の時はいつもくしゃみを連発させながらなので、ネズミやモグラもだから避けるのだろうなどと思っています。唐辛子には木酢や竹酢をしみこませておくとより効果的で、オーガニックでは薬剤も手作りです。 

 

No1023 2019410

 
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