ちょっと見て
62 タルディーブ 
 

チコリの仲間の高級サラダ用野菜です。栽培難易度から見れば最高ランクでしょう。赤チコリという人もいます。チコリと同じように畑で夏から秋にかけて栽培し、初冬それまで育った大きな葉をすべて切り落とし根だけを掘り上げて暗室で栽培する手順は同じですが、チコリはそのまま暗室の土に植え、埋めてしまうのですが、タルディーブの場合は根を洗って泥を落とし、水槽の中で浮かせて栽培する水耕栽培です。チコリやタルディーブなどのニガチシャ属はとても強い苦みを持っているので畑から収獲したままでは食べれません。暗室で軟白栽培して初めて葉緑素と一緒に苦みも抑えられ美味しい生食野菜に生まれ変わるのです。


 
   
   山の畑通信
 

 明けましておめでとうございます。皆様今年のお正月はいかがでしたか。私は例年通り毎度同じの過ごし方です。年末年始が忙しい我が家の事情があるのでそれが終わったこれからやっとお正月、さあ掃除からでも始めようかというところです。農作業は早速春夏野菜の種播き開始です。温室の加温ヒーターを始動させて豆類、パプリカ類からの種播きです。豌豆やそら豆は温暖帯気候の場所では晩秋に種まきし、幼苗で越冬させて育てるのですが、気温が下がりすぎるこのエリアでは寒さが緩む春先に苗を植え付ける方がうまく出来るのです。豌豆やそら豆は幼苗の時が一番耐寒性を持っており、大きくなるにつれて耐寒性が弱くなってきます。晩秋に種を蒔いておくと暖冬なら苗が大きくなりすぎ、その後に寒波が来るとやられてしまいますから、その危険を避けるための温室での種播きになるのです。それぞれの場所の気候に合った栽培方法、それを見付けるまではやはり失敗もあり、その沢山の積み重ねが力になってくるのだなと感じます。1月の戸外作業の主なものは落ち葉掻きと畑の準備です。12月中に切り落としておいた枝や落ち葉を集めては燃やし、その灰はまた畑に返します。お天気の良い日の落ち葉掻きとその焚き火は寒さ知らずの楽しい作業です。直火の癒し効果は最高だと聞いていますが、焚火は全身で焚火の温かさと共にを受け止めているのですから楽しくなるのでしょうね。畑に土壌改良も兼ねてこの時期に一番たくさん堆肥を使います。2トンダンプカーで配達してもらっていますが、その届いた堆肥の乾き具合は農家が動き出す時期を如実に表しています。農繁期には湯気が出ているような堆肥が届き、早い時期のはサラサラに良く乾いています。私は一人作業なのでいつも早手回しで計画し、実行していますからそんなところからも他の農家との違いが判ります。

 

No1062 202018

 
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