ちょっと見て
 64 ウインターパースレイン
 

冬スベリヒユの和名をもち、まだまだとても珍しい野菜という部類に属します。サラダ用生食野菜で10月に種まきし、厳寒期はハウスで、2月頃からは露地栽培のものが収穫出来、真冬の緑の乏しい時期に、少しあればと思う時に重宝します。癖のない優しい味わいは物足りなくく感じることもあるのですがスペード型のかわいい葉が株状に沢山出てくるのには結構たくましさを感じます。事実見かけによらずたくましく、放っておくと野生化して雑草になるくらいです。春になると面白いことに葉の真ん中から花芽が出て白い小さな花を咲かせます。その花芽が付いた状態の葉もかわいくて絵になり、十分わき役野菜の役目を果たします。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。温室での夏野菜の種播きが進んでいます。良い品種の種になると値も高く1袋800円ぐらい払っても中の種は10粒とか8粒とかのものばかりです。パーフェクトに発芽させるのは難しく、種の袋にも発芽率70%とか80%という風に書かれています。なので、種を蒔いた後は毎日水やりと観察を続けうまく芽が出だすとほっとします。何年、何十年やっていてもこの時はやはり気遣います。たまに種自体が不良だったのか原因がよくわからないまま発芽が遅れたり、芽を出さなかったりすることがあり、早く気付いて蒔き直しをしなければ苗が足りなくなることになるのでそれも気が抜けないのです。育苗箱やポットに種播きする時は比較的管理しやすいので芽が出ないという確率は低いのですが、温かい季節になると畑に直播きすることが多くなります。直播の場合は各段に発芽率が下がってしまうので、安価な種で大量に播けるものに限られます。種まきを上手にして種の使用量を少なくすることも大きなコスト削減につながるのです。植物が発芽するのに必要なものは光と水と温度と極めてシンプルでよく解っているのに中々パーフェクトに行かないのはやはり植物の命を司っているからかなと思ったりします。収穫野菜が乏しくなる時期に入り、露地で頑張っている野菜たちにもいつも以上に目を向けています。秋にひどい虫害でダメージを受けたキャベツ類、その仲間のプチベールやスポルツはかなり出遅れているなと感じています。例年ならもう少し大きいのにとか、暖冬でもっと大きくなっていなければならないはずだのにとか、そのようなことを思いながら手入れしています。昨年秋の虫害は何年振りかのひどいものでしたが、その後の暖冬影響で特にハウス野菜には油断できない状況で害虫が出てきます。果樹栽培農家の方からも暖冬で落葉が遅かったので作業の手順を少し変えて・・・とか聞きました。

 

  No1064 2020122

 
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