ちょっと見て
 75 ベビーオニオン・ホワイト 
 

ここ数年種が限定販売になるほど人気が高まっているホワイトオニオン。ヨーロッパでは昔からホワイトオニオンの方が主力、うちでは長年作り続けている品種です。私の作り方はホワイトオニオンの早生品種をハウスで密植栽培し、ベビーオニオンに仕上げるのです。丸ごとの煮込みやローストなどの調理に向き、姿のまま供せられるのでインパクトが強く演出できます。露地の玉ねぎなら5月頃からでなければ収穫できませんが、ハウスでの栽培なので3月中は葉付玉葱で、4月からは玉の玉ねぎで販売します。粒の小さなものは丸ごとピクルスにしておくと常備菜としてもサラダの添えなどに役立ちます。普通の黄玉とは違う白さも美しい。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。日々の終日流れ続けるコロナニュースには怖いという気持ちの上にだんだん飽きてきた、もういい加減に次の段階にならないの?という気分も出てきました。長期戦になると聞くと労働意欲までどんより曇ってしまいそうです。やれやれという気持ちで草を見るとやけに元気、少しは時勢に合わせて遠慮してくれないのと言いたくなりますね。朝はまだ霜が降りている、時には薄氷も見られるのですがジャガイモは芽を出し、夏野菜の種は次々発芽、手入れが怠れず、植え付ける畑の準備、資材の確認と野菜農家の農繁期真っ只中という状態です。霜が残っている畑に出る朝は重ね着、気温が上がるにつけ筍のように1枚づつ脱ぎながら作業、夕方はまた羽織りながらとこの時期恒例のスタイル。野菜の納品先も商いが暇になったと、マルシェ、朝市などのイベントもすべて中止では気分は暇なので、この際あちこち見て歩きたいところもあり出かけたいとも思いながら外出を控え、空気のよい山の畑で作業するのが一番と居座っている状況です。だんだん人間が委縮してしまいそうですね。若い人なら委縮で冗談で済んでも高齢者なら閉じこもりが引きこもりになり世情から遠くなり認知症に近くなってしまいそうなと懸念します。田舎暮らしでは野良仕事が際限なくあるので出かけなくても運動不足にはならないし、退屈にもならないけれど町の狭い家の中に閉じこもっていると気分までうつになるのでは、いや、私ならきっとうつ病になってしまうわと思いながら作業に精を出しています。

次々に咲く春の花々、聞える野鳥の声はこの時期はさえずりばかり、それも普段は聞けないエッサホイと鳴くコジュケイやイカルなども聞こえ、ウグイスの声も楽しんでいます。代々ユーモラスな鳴き声のエリアのウグイスは今年また世代交代をしたと見えメロディーが昨年とは変わり、今年のは「エー、トミチュウ」と終日・・・

 

 No1075 202048

 
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