ちょっと見て
80 こかぶ
 

蕪は品種によりこかぶから収穫できるものと中蕪、大蕪にならないと収穫できないものなど多種です。日本全国を見た場合に一番種類の多い野菜が蕪と言われるくらいご当地品種も多く、大根なのか蕪なのか見分けがつきにくいような蕪まであります。春から初夏にかけて作る蕪や大根は花の開花時期とも重なるので、その年の気温の上下によりトウが立ってしまって収穫できない事にもなる危険もあります。品種選びを間違え秋冬型のものを植えるとてきめんに失敗になります。春秋両方の品種もありますがこれも油断はできません。確実なのは、大きくなるのを待たずに小さめでどんどん収穫してしまうこと、これが一番でしょう。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。雨が少ないですね。農作業は進むのですが水やりが必要な植え付けたばかりの苗が多く毎日水やりが欠かせません。真夏はあまり水をやっていないので今の方が多いくらいです。夏野菜の成長は早く、毎朝見回るとまた大きくなったと感じるくらいです。夏野菜で水やりが一番必要なのはトウモロコシです。今年もハウス1棟はトウモロコシを植えましたが、成長も早い代わり水分も要求します。少しでも乾燥するとすぐに葉を巻いてしまうので、急いで水やりをします。もう少し大きくなって根が十分に張れたらそれほど水やりをしなくてもよくなります。そして次は実が熟し始めるとまたたっぷり水やりをしなければ実の太りが悪くなるのです。実が熟し始めたら水やりを控え、味を凝縮させるトマトとは逆ですね。なのでトウモロコシの根元には散水チューブを敷いておいて水やりが楽にできるようにしてきます。雌花ばかりが咲いていたズッキーニもやっと雄花が咲き出し授粉ができるようになりました。咲き始めの雄花は貧弱で花粉も少なく未熟児みたいですが、毎日咲き出すと花の形も大きさも安定してきてやっと大人になれたねと言ってやりたくなります。野菜畑の周辺は黄色の菜花が終わり、次はダッチアイリス、ジャーマンアイリス、そしてあやめや黄ショウブが次々に咲き出します。つつじ、サツキ類も今満開で今は赤ばかりの雰囲気です。山は藤、桐の紫色の花が目立ちます。藤と桐は遠目には花の色が同じですが下から咲き上がっているのが桐、垂れ下がっているのが藤と見慣れるとすぐに見分けがつきます。遅咲きの山桜も終わり新緑の黄緑がとてもきれいです。野鳥の鳴き声も少しづつ変わっています。ウグイスはいつも8月頃までは鳴きますが毎朝聞えていたコジュケイの鳴き声は少なくなりそして畑をテリトリにしているカラスの鳴き声も変わりました。カラスの鳴き声は年中同じではなく、ラブコールの鳴き声、子育て中の鳴き声、まるで会話しているように変わるのです。頭のいい鳥と言われる証拠かもね。

 

 No1080 2020513

 
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