ちょっと見て
91 ワイルドトマト

トマトの原種で、昔コロンブスが南米大陸からヨーロッパに持ち帰ったトマトの子孫です。ワイルドな性格は栽培して見るとよくわかります。特に今年のように雨が多い年は枝葉が制御できないくらいに伸び、整枝の手を緩めるとまるでジャングルのように茂ってしまいます。馴染みのトマトはこれから品種改良を重ねて出来上がったものです。また多湿は実の皮が薄いので裂果ができやすく良品を得るのは苦戦です。小さなかわいらしさと、しっかりとトマトの味のあるうまさは捨てがたく、少しずつでも毎年作り続けたいと思うのです。天候が回復し、からりと空気が澄んでくるとこんなにと思うくらいに取れてきます。畑をのぞいてはその時を待っています。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。この時期草との戦いと書くのは毎度のことですが、今年は野生の生き物とも戦っています。敷地は金網で周囲を囲っていますが、やはり狙われ破られそうになる場所があるのです。獣道なのでしょう、毎度同じところが攻撃されるのです。金網がこじ開けられない様、杭を狭い間隔で打ったり、大きな石を並べて置いたりして防いでいるのですが、度々その石が動かされています。人間もやっと持てるくらいの石なのですが、イノシシも力持ちで動かしているのです。何とか破ろうとするイノシシと破られまいとする人間の攻防です。もう一つはヒヨドリです。ブルーベリー全体をネットで覆っているのですが、その小さな隙間を見付けては入り、入られているのを見てはまたネットの補修、すると今度はネットの弱っているようなところを見付けては穴を開けて入り込み、また急いで補修の繰り返しが連日続いています。近くにブッポウソウの巣箱があるので、子育中のぶっちゃん夫婦を刺激してはいけないと遠慮しながら作業を続けています。ぶっちゃん夫婦の子育てが終わり南へ帰り、ブルーベリーのシーズンが終わったら来年までの間にネットの補修を完璧にして来年はヒヨドリとの攻防は無しにしたいと思い続ける日々です。ここは野生だと思える出来事はまだあります。私は毎朝5時起床ですが、起きるか起きないかの時間に突然けたたましい鳴き声が聞こえます。一度聴いたら忘れられない特徴的な鳴き声の持ち主のコジュケイが窓の下で大声を張り上げているのです。甲高い声でエッサホイ、エッサホイと繰り返して鳴くのです。目覚まし時計よりもけたたましい声に飛び起きてしまいました。いつも遠くの山で鳴いているのは聞いているのですが窓の下は初めてでした。野菜畑は、日照不足で夏野菜の花数が減少しているので収穫は少な目、蔓も早めに上がり傾向になっています。早くいい天気になあれ。

 

No1091 2020729

 
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