山の畑通信
 

 こんにちは。例年通りパプリカや初夏に取れるカリフラワーなどの温室での種播きを始めました。まだ樹木の伐採剪定も続いています。土が乾いてきたので耕起もしました。この時期の耕起は土を掻きまわすだけの寒お越しですが、寒気にさらすことにより少しでも越冬中の病害虫を減らし、土を柔らかにほぐしておきたい目的でやっています。冬に発芽してくる草も減らせます。畑土を本当に丁寧に手入れできるのは何も植わっていないこの時期なので大切に考えています。こんな冬でも農作業はやればやるほど切りがなく次々と出てきます。普段放ったらかしの設備のメンテナンスもやらなければなりません。春からの作業に備えて資材の点検、補充もしておかねばなりません。冬眠しているように見える畑や農作業に決して冬眠はないと感じています。

畑の手入れと野菜の収穫は両立できないと感じるのもこれからの時期です。畑が手入れしやすい状態になるほど収穫するものは無くなって、見晴らしよくなった畑で次は何かと思案します。エサ台にやって来る野鳥たちの数も増えてきました。実のなる木々は次々と野鳥の餌になっています。毎年同じように野鳥にとって美味しいものから、食べやすいものから無くなっていきます。満開のサザンカの生垣にはメジロたちが沢山来ます。姿は見えなくても鳴き声がにぎやかに聞こえ、移動するたびに小枝が揺れるのでどれくらいの数が来ているのか数えられます。晴れた午前中は鳴き声もよく聞こえ、食事時間も決まっているのか同じような時間に毎日来ます。野鳥たちの味覚も敏感、すぐに無くなる実は人間がつまんでみても美味しいのです。エサ台にやっているひまわりの種もよく詰まった重い種からより分けて食べます。最後に残ってくるのは蒔いても発芽しないようなカスの種ばかりで、それは見事により分けているのは人間以上です。昨年はこのひまわりの種も値上がりしましたから、贅沢しない様伝わると良いのですが・・・。腹いっぱい食べた後は雪がちらつくような日でも水浴びをしています。彼らは冷たくないのかなと思いながら楽しく見ています。

No1167 2022112

 
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