山の畑通信
   こんにちは。ねむの木の花が咲き始めました。涼しそうな優しい色合いのねむの花も個体差があり、木によって花の色が少しずつ違います。淡いピンク色からあざやかな朱鷺色まで、木の生えている土の違いがあるのかもしれませんね。穏やかな気候の春には桜や梅の淡い色合いが美しいなと思ったのですが、盛り上がった濃いべた緑に覆われ木々の間では濃い目の鮮やかな色が美しいと感じます。夏の花に濃い派手な色合いのものが多いのはやはりそんな環境の違いから、より目立つ色へと進化しているのでしょうか。毎朝カボチャやズッキーニの花の受粉をしていますが、どれも大きな目立つ花ばかりです。そして、どれもが子孫を残すためには手段を選ばずという状態で、雌花ばかり沢山咲くズッキーニに雄花が足りなく他のカボチャの雄花を授粉してやってもまたその逆でもほとんどのものが受精をするのです。ただ種を取るとなればこれは問題ですが、種を取らず実だけの収穫となればたくさん成ってくれる方が良いので、種類はお構いなしに授粉作業をしています。毎年同じものを作っていても出来具合が全く違います。今年はジャガイモはほぼ平年並みでしたが玉ねぎは大きく品種も変えましたのでこれはあまり比較できず、桑の実はなぜこんなにと言うくらい昨年の倍以上の大量の収穫でした。しまいにこんなには要らないと枝を切り落としたくらいです。果樹や花木類でも昨年あまりぱっとしなかったものは今年は豊作に、昨年豊作だったものは今年はささやかにと1年置きに豊作と不作が繰り返されていますね。こまめに剪定や摘花、摘果をすれば毎年平均した出来に調整できるのでしょうが、野菜優先のうちの畑ではそれは二の次、三の次、早く言えば放任のあなた任せの結果です。そして収穫の時もサルが来るから柿の実は早めに全部取ってしまうとか、野ネズミに荒らされるからにんじんや芋類はあまり畑に置いておけないので収穫と、多分にこちらの都合も加味されていますものね。

No1192 202276

 
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