うちの野菜
499 ツタンカーメン豌豆
 

ツタンカーメン王のピラミッドの発掘で出てきた豌豆と言われている豆。美しい赤い花終わるとくっきりした紫色の莢がぶら下がり、まさに絵になるエンドウです。中はグリンピースですがやはり色素が多いと見えて豆ごはんを炊き、ジャーに数時間入れておくとピンク色の赤飯になります。面白いのですが私が気に入っている食べ方は莢ごと塩ゆでにし(茹でても紫の色は飛びません)、枝豆のように皮を剥きながら冷えた白ワインのあてに食べることです。紫の莢から出てくる鮮やかな緑の豆、とても季節感を感じるのです。私は考古学の先生に20年ほど前に種を分けてもらい作り続けていますが、最近種が売られるようになり珍しさは無くなりました。


 
   
   山の畑通信
 

こんにちは。良い雨が降り畑は潤いほっとしました。真夏のような熱気も抜けやっと平穏に戻ったという安ど感です。5月で30℃を超える日が2~3日続いただけで野菜たちは突然変化します。ラディッシュや大根類、蕪類は一斉にトウ立ちが始まり、固く、筋ぽくなり食べれなくなります。蕪は品種により一気に葉が黄色くなってしまいました。ほうれん草は1日で全体が黄色くなり、トウ立ちが始まります。その変化の速さは一晩寝て起きてみると・・・というくらいの速さで愕然とします。うちの畑に何か突然変異が起こったのか、何のトラブルが起きたのだろうかと不安になるくらいです。でも近所の畑でも一斉に同じような現象が出ているのを知ると野菜はだめになってもうちだけではなかったと妙に安心したりもします。昨年泣かされた玉ねぎも後を引くのではと心配しましたが今年は無事に終わりそうで、去年のあのひどさは何だったのだろうと思えるくらいです。私の畑の玉ねぎは貯蔵に向く中生、晩生の品種を選んでいますので総取りまでもうしばらくかかりますが、早生品種の畑はもう収穫を終えているところもあり、今年は良かったと聞いています。玉ねぎの出来不出来は苗の良し悪しでも影響を受けるので、去年秋の苗不良さえなければ今年はもっといい出来になったのではと欲が出て来ます。キャベツ類や葉物野菜、カリフラワーなども水不足で小ぶりだったのですがこれで少しは大きくなることでしょう。他の夏野菜たちも元気に育ちトマトやナスの整枝や摘芯など手入れが忙しくなってきました。畑は初夏の花たちが満開です。黄ショウブ、あやめ、シャクヤク、ウツギ、エゴノキなどが咲き誇りどこかいい匂いが漂っています。グミや桑の実が色づき始め収穫が忙しくなるのもすぐそこです。野鳥も最後のホトトギスのテッペンカケタカトホホ~という鳴き声が毎日聞かれるようになり夏鳥が勢ぞろいしました。




 

No928 2017531



 
 トップページに戻る