うちの野菜
 508 つる首南瓜
 

最初この名前を聞いた時形から来た通称かと思いましたが、種カタログで調べてみるとやはり「つる首」で正式名称なのです。へちまを小さくしたような形でどう見てもローカルな感じなのですが、食べてみると甘みがあり美味しいのです。茹でるだけ、焼くだけで凝った料理をしなくてもいいのです。今年初めてうちの畑に来ましたが、樹勢がやけに強く蔓の伸びること伸びること、隣の畝まで全部占領してしまいまだまだ伸びて伸びて・・・と続いています。肝心の実の方なのですが最後になってみないとどれくらい実がついているかわかりません。茂ってブッシュになってしまったところは葉を取らないと見えないのです。とにかく野性的な旺盛さです。


 
   
   山の畑通信
 



こんにちは。イチジクの収穫が最盛期を迎えました。ハーブティー用のハーブ干しが終盤になったのと入れ替わりで、半干しイチジク作りが始まっています。イチジクは日持ちがしないので生での出荷は難しい面があります。それで加工するのですが、最盛期はほとんど毎晩夜なべでやっています。柔らかい半干しのイチジクをたべたときの食感ををよくするよう日本イチジクは皮を剥いて、皮の薄いビオリーソリエスは丸ごとです。日本の気候ではそのまま干しても腐るだけで干しイチジクは作れません。そのまま乾燥機にかけるだけでも美味しくありません。乾物を作るのならとことん乾燥してしまえばいいのですが、半干しの柔らかい干しイチジクにするには手間をかけなければなりません。毎夜2~3時間の仕事、夜寝ている間に乾燥機にかけて、朝起きたらすぐに状態を見て、最後の仕上げです。出来上がったものは冷凍庫で保管して置き1年中タルトに焼きこんだり、生ハムを巻いてワインを飲むときの一品にしたり、フルーツの足りない時に添えたりと色々に使っています。

自家用にといろいろ植えている果樹園からは秋はいちじく、ブドウ、ポポー、柿、ザクロと収穫できるものが次々と出来てくるのでそれに合わせた加工に追われます。金木犀の花も咲き辺りは良い香りに包まれています。この香りが一番いい時に花を摘んでホワイトリカーに漬、金木犀のリキュールを作ります。黄金色に輝く甘い香りのリキュールは食後酒にぴったりで、花のお酒と思うだけでリッチな気分にしてくれます。戦いの夏が終わり、実りを得る秋は次にやって来る耐える冬への激励の季節なのでしょう。野菜畑は来月植え付ける玉葱の苗が育ち、大根や蕪も虫と戦いながら元気を増しています。秋作ジャガイモも花を咲かせ始め、最後に掘るピーナツももうすぐです。花が咲き始める春と違って秋は地の恵と共に地味に移っています。

 

No946 2017104



 
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