うちの一品
321 ラクレット
 

スイスとフランスの国境山岳地帯に広がる伝統的なチーズ料理の一つです。チーズ料理と言えば有名なチーズフォンデューの陰でラクレットは目立たない存在ですがもっと簡単です。本格的にはラクレットという専用品種のじゃが芋を、ラクレットストーブという専用の道具でチーズを溶かし、そして料理名がラクレットなのです。わが家では30年ほど前に手に入れた道具で、畑の新じゃがが取れるたびに楽しんでいます。小さめのじゃが芋を丸ごと柔らかく茹で、胡椒、セルフィーユのみじん切りを振っておきます。厚めにスライスし溶かしたラクレットチーズを、温かいじゃが芋にとろりとかけていただきます。この二つのコンビネーションは抜群の美味しさです。


 
   
   山の畑通信
 

こんにちは。朝霜の降りている日が多くなり、朝霧で視界が悪く車で出かける際はライトをつけて走らなければならない日が多くなりました。霧が出てくるときは谷から吹き上げるようにみるみる遠くが見えなくなってしまいます。その後は雲海の景色です。遠くの山々の天辺だけが海に浮かぶ島のように見えるだけです。霧の層は山の中腹に漂っているだけなので途中の霧の中を通り過ぎて平地に降りるとまた視界がよくなります。この秋はほとんど毎朝こんな景色です。湿度が高いのでしょうね。先日町内の今年最後のマルシェが開かれました。奇数月の第2日曜の朝8時から11時までの朝市です。いつもこのマルシェには野菜やタルト、ハーブティーなどを持って出店しています。回を重ねるごとに出店者もお客様も増えお客様は1300人、出店者は50店舗以上になりにぎやかでした。人の少ないこの町内ですから出店者もお客様もかなり遠方から来られています。タルトが美味しかった、野菜が美味しかったと繰り返し来てくださるお客様とは話がはずみます。ワイワイやっているとそれにつられて寄ってくださるお客様もあり楽しい時間が流れます。そんな時商いは人だと感じます。また出店者同士も顔なじみになり店同士の交流や情報交換もできます。やっぱりいい時はみんなよくて悪い時はみんな悪い、自分だけがとくよくよ思う必要もないのだ、やっぱり一人じゃないのだと輪を思うのです。畑で黙々と作業をこなすときも必要ですが、外の空気を吸いに出かけるのも同じくらい大切ですね。

野菜畑はカラフルな大根類や蕪類が取れだし、それと共に冬が近ずいているという実感です。プチベールやスポルツもこれから始まる収穫に向けて手入れをしています。プチベールやスポルツは親の木の周りに小さな子供をびっしりつけるのでその邪魔にならないよう葉を下から順に掻きとってやります。たくさんの葉ですよ。




 

No953 20171122



 
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