うちの野菜
 516 紅水菜 
 

新しい品種の水菜が増えてきました。水菜がサラダで食べられるようになってからカラフルな品種も次々につくられ、紅水菜にも二つのタイプがあります。茎だけが赤い赤茎と全体が紫色のタイプです。全体が紫色のタイプだけを作りたいのですが種が入手しにくく、王手の種会社が扱う赤茎の方も栽培しています。今できているのは全体が紫色の方です。水菜類は作りやすく、春秋で何度も作れるのですが虫害にも非常に会いやすく温かい季節に作るとてきめんにボロボロに喰われて、小さな苗の間に全滅することも度々です。それで虫の少なくなる冬にハウスでサラダ用に作ることになるのです。他の菜っ葉類に比べ寒さにも弱いのです。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。雪に封じ込められた1週間でした。日中のわずかな日差しと気温で雪が融け、夜の間に降り積もり朝起きると6~7㎝ほども積もっているという繰り返しの日々でした。雪でも毎日のように出かけていましたので農作業だけがストップさせられていたということです。早朝1時間ほど離れた倉敷市に出かけた時足元に霜柱が立っていたのです。霜柱なんて山の畑では珍しくもなく見事な美しい霜柱が見られますが、町の人には珍しかったのでしょう嬉しそうに写真を写している姿に反って面白さを感じました。雪が無く乾いた夜は霜柱が畑全体に立ち日中融ける、この繰り返しで土の表面が次第にほぐされて細かいさらさらな状態になってきます。硬い大きな土くれも壊されていつの間にかなくなっているのです。土の表情が変わってきます。畑は生きていると感じさせてくれます。野菜も収穫物の一番減る時期になってきましたが野生の方も餌が不足してきたらしくツグミやヒヨドリが大きな群れになって畑にある南天やヒイラギの実に集まるようになりました。彼らにも味覚があるのでしょう、美味しい食べやすい木の実からなくなっていきます。とげのきついヒイラギは後回しになるのは解りますが、大きめの実で落葉して実が目立ち優しい樹形のサンシュにはなぜかあまり来ないのです。野鳥がよく来る木の実を私も全部つまんで味見していますが、サンシュは漢方薬の材料で少し苦みがあるのでそれであまり野鳥が好まないのだと思います。そうしてみると野生の動物も人間も甘い、食べやすい味覚を好むのは共通で苦いまずいものは嫌われるのだと、野鳥がおいしそうについばむものは人間にも美味しいものなのだとわかり切っているようなことを改めてガッテンしています。野菜は露地のものは種類が減り、小さくなり、ハウスから少しづつ取れる葉物で彩りを添えているという状態になってきました。

 

No962 2018131

 
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