うちの野菜
518 山芋
 

山芋にも品種がいろいろあり一番一般的なのは長芋と呼ばれる店頭でよく見かける品種です。町内でよく栽培されているのは自然薯でこれまた長い芋で、最近は短形自然薯という品種もでています。私が長年栽培しているのは姫神芋という粘りの強いずんぐりむっくりの短い芋です。でも山芋は柔らかい芋なので土の硬さや耕土の深さで形を変えて育ちますので掘ってみるまでどんな形で出来ているかわかりません。店頭に並んでいる長芋は長い筒を土に埋め込んでその中が育つようにしているので形がきれいになるのです。やわらかく折れやすい芋なので育てる過程より掘るのが一番大変です。昨秋は天候不順で器量の悪い芋でした。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。ほっとする日差しを時に感じられるようになりました。春が近ずき一番感じるのは光です。太陽の光の角度が違ってくるので明るさが真冬と違ってくるのです。この明るさが冷たくても春はもうすぐと思わせてくれるのです。それと楽しみなのが土筆やふきのとう、ニオイスミレの花など3月に入ると一斉に動き出す野の者たちです。まだかまだかと見てまわる時はウキウキします。芽カンゾウやフキノトウは開墾の時に自生しているところをわざと他の草だけを除草して残しました。そうしてやると野生のものは繁殖力が強いので自然に群生になっていきます。今そうやって手間をかけずに畑のあちこちの隅のドクダミの群生だとかフキの群生だとかを作るようにしているのです。カンゾウやドクダミは思い通りの群生になってきているのですがフキだけは地下茎を長く伸ばし肥料分のある耕作地の方へばかり入ってくるのです。栄養価の高い土の方へ広がっていくのは当たり前なのですが太い根を取り除くのは結構厄介ですが、きずかないうちに大きなフキが出来ていることがありその時は美味しくいただいています。タンポポも好きな草のひとつですが、この時期枯草のしたで柔らかい軟白状態になった葉を見付けることがあります。これは上等のサラダになりますから摘んで我が家の食卓に加えます。田舎暮らしの一番いい時は野草や山菜摘みの楽しみがある春なのかもしれませんね。農作業は一番忙しいのですが畑から収獲できるものが一番少ない時節になり、何かないかと分かり切っている畑を回るのもこの時期ですね。今年は低温続き、2月の1か月だけを比べてもかなり低くく最低気温は平均で3℃くらい作年より下がっており、この低さがすべての野菜の生育に影響しています。畑の一番低かった朝は-8℃で土は凍土になってしまい、この低かった数日を境に生き残っていた野菜たちがガタンと弱ってしまいました。


 

No966 2018228

 
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