うちの一品
328 紅菜苔卵とじ 
 

紅菜苔は中国野菜の菜花です。露地で栽培すると紫色の美しい茎ですが、今年のうちの紅菜苔はハウスで栽培したので色が薄いのです。でも柔らかくやさしいい味わいなのでこれを茶碗蒸しの要領で卵でとじてみました。紅菜苔はさっと熱湯をくぐらせ軽く塩をしておきます。キャセロールに3cmほどにざく切りした紅菜苔をたっぷり敷き詰めるように入れます。コンソメスープと卵は4対1の割合でよく混ぜて白身のだまが出来ないよう裏ごししておきます。これをキャセロールに流しいれ中火の蒸し器か電子レンジで蒸しあげます。春野菜の洋風茶わん蒸しの出来上がりです。取り出してからレモンの皮を小量摩り下ろして振ると香りが素敵です。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。3月に入り種まきの最盛期となりました。たくさんの種播き連日のようにしています。畑の準備も大忙しです。一番大物、大量のじゃが芋の植え付けを終わらせるとほっとします。

西の畑で作業している時聞きなれない鳴き声が休みなく聞こえます。子猫か子犬の悲鳴のようにも聞こえます。鳥の鳴き声みたいでもあります。気になって仕方がないので声のする方へ行ってみました。道をぐるりと回って向かいの山のふもとに古いため池があり鳴き声はそこから聞こえました。日陰のため池の水は数日前まで白く凍っていたのでこんな冷たい水の中に何かいるのだろうかと思いのぞいて見ると黒っぽいカエルがあちらにもこちらにもたくさん泳いでいるではありませんか。畑のカエルはまだ冬眠中なのでいったいこのカエルはなんだろうとますます気になり帰って調べました。どうやらヤマアカガエルのようです。池の底で冬眠し、まだ寒い1~3月の間に産卵、そしてまた冬眠して暖かくなるのを待つのだそうです。終日聞こえていた鳴き声はどうやら産卵相手を呼ぶカエルたちの鳴き声だったのです。たぶん産卵後はまた池の底の泥に潜るのでほんの1日か2日くらいの間のことなので、毎年鳴かれていてもそこで作業をして偶然出会わなかったら気づかないで過ぎていたのでしょう。このヤマアカガエルの産卵は気温と関係しているので寒い地方では5月頃までかかるとかで、産卵前線を追いかけている人もあるようです。ともかく夏に聞こえるカエルの鳴き声とは全く違ったきれいな声なので、最初はカジカガエルかなとも思ってみたのですがカジカなら渓流を住処にしているのでこんな田畑地帯にはいないし、それに時期的にも合わない。でも声の主が解ったので来年からはこの声をまた待つでしょうね。

強風でマルチや被覆材が吹き飛ばされるのと格闘しながら作業を続けている中でのカエルのひと時でした。

 

No967 201837

 
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