うちの野菜
 525 桑の実 
 

今年も取れだしました。桑の木の下にネットを張り巡らし、落ちてくる実を毎日魚すくいの網ですくいあげて籠に集めます。初日は500g、2日目は1kg、3日目は3kgと日を追うごとに増えてきます。ピークの日になると10kgくらいまで増えます。夜なべの始まりです。昼間は農作業に追われているので夕方桑の実を集め、夜なべでより分けます。落ち葉や実に付いた虫、折れた小枝や出来損ないの実など様々なものがまざっているのでこのより分け作業が一番重要です。つやのあるきれいな実だけをより出すのですが、細かい作業なので素手でやらざろう得ません。手は真っ黒な入れ墨状態で収穫が終わるまで過ごさねばなりません。たいへん。


 
   
   山の畑通信
 

 こんにちは。桑の実が落ちだし、梅雨の時期に出来るだけ雨に当てないよう実を集める努力をしています。桑の木は最初に手に入れた区画で畑の真ん中にあります。はじめこの桑の木を見た時にうれしいと思ったのですが契約を済ませ次に来た時に木は切られてしまっていました。前地主さんいわく、邪魔だろうと思ったので切っておいてあげたよ・・・と。とてもがっかりしましたが桑の木は長寿の木と言われるだけあって生命力が強く数年で復活してきたのです。田舎のお百姓のじいさんには桑の木がどんなに利用できるか全くわかっていなかったのです。蚕の餌でしかなかったのです。最近ホームセンターで改良品種でマルベリーの名で苗木が売られています。試しに植えて味を比べてみたのですが、実は大きく立派でも味は全くなので切ってしまいました。桑の木の葉は干してハーブティーにすると飲みやすい美味しいお茶になります。フランス語でミュール、ドイツ語でブロンベアと呼ばれ、ドイツでお菓子のマイスターを取得したケーキ屋さんの友人は修業時代、山にこの桑に実を取りに行くのが楽しかったと話してくれたことをいつもこの季節がくると思い出します。もう20年以上になります。この桑の実が取れだすと山の畑はベリー類(果実)のスタートです。桑が終わる7月中旬からイチジクの夏果、そして8月はブルーベリー、9月は栗、10月はイチジク、11月は柿と続くのです。全部加工して冷凍ストックします。その後花梨やサンシュの実をリカーに漬け込み12月で果実の季節が終わります。

野菜畑はウリ科属の開花が盛んになりましたが、カボチャ類の大きな花は梅雨の雨を受けるとまるでティーカップのように水を溜め、授粉できなくなります。毎朝ズッキーニの受粉をするついでにカボチャも授粉し、大きな花に水が溜まらないよう花弁の1っか所を切り開いておきます。せっかくの雌花を無駄にしたくないのです。

 

No980 201866

 
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