備前焼の不思議 |
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■備前焼の伝承 備前焼には、古来から様々な効用が言い伝えられています。 花瓶の花を長持ちさせたり、水やお酒をまろやかに、おいしくさせる働きとか取り上げれ ばきりがありません。備前焼のお茶碗でご飯を食べていると中風にかかりにくいという迷 信めいた事も言われたりします。 最近では、備前焼がビールやお酒の味をおいしくしたりする事は、世間の常識みたいにな ってきました。確かにビールは、クリーミーな泡でおいしくなります。 それだけでなく、水道の水でも入れた瞬間から味にまろやかさが出てきます。 さらに、岡山大学の研究で、備前焼には静電気を抑えるような働きが有り、そのために、 昔、火薬の調合などに備前のすり鉢が使われていたのではないかという新聞記事が ありました。 しかし、その原因がどこにあるのかはっきりしていないようです。 様々な事が言われ、理由として、遠赤外線が出ているからだとか、無釉の焼き締めだから 器が呼吸をしているからだなどと、いろんな事が言われます。 器の中に試験管を入れて、その中で植物の栽培実験をしても効果が有るようですから、 何らかの波動の影響を受けているのは確かのようです。 ■粘土の特性 (悟性 O) 粘土、これもまた転生輪廻をしています。 私の独断ですが、備前の粘土は、山の土が風化し水に流され、湖沼に堆積したものですが、 単にその1サイクルだけではありません。 マクロの視点で見ると、何億年、何十億年という想像を超えた時間をかけて生きています。 堆積した地核が、地殻変動などで山となったり、地下深く潜り、マグマに取り込まれ融かされ、 また、噴火によって地上に出てきたり、地下で冷えて固まったりして、繰り返し変化しながら 現在のその姿として、今、目の前に粘土として存在している。 備前焼の土は、基本的には田んぼの下に堆積している粘土です。 堆積する間には、地上のあらゆる生物の生命活動を取り込みながら、その粘土の持つ性質 (悟性)が出来上がってきたのでしょう。 備前焼の土には、バランスの取れた自然環境の中で作り出された良きモノが 含まれているようです。 同じような効用を持つ鉱物やセラミックが全国各地に有ります。 ■備前焼とEM菌との類似 以前、備前焼の効果を研究している人と話す機会がありました。 その当時興味のあったEM菌の情報とつき合わせながら聞いていましたけれど、 聞いていると、その効用に似たものが有りました。 両者の区別がつきませんでした。 おそらく原因は同じ所にあるのではと思いました。 その生物たちの生命活動を支えている微生物の世界の働きと、そのセラミックの働きが 非常に似ているのです。 以前から、当工房では粘土を練るときに酵素を入れたりEM菌を入れて環境を整えて いましたが、さらなる確信を抱いたのは事実です。 この、「フラクタルボール」と「ブレスレット」には、さらに念のためにEMX(EM菌の 作り出した抗酸化性物質)も入れています。試しにこのフラクタルボールを入れたグラス と入れてないグラスに水道の水を入れて、呑み比べてみてください。 自然の働きの不思議を実感される事でしょう。 |
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基本的には、備長炭とか竹炭と同じような使い方になります。 |
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