政治経済

お金

お札の表に 数字が書かれ
その数字が 値打ちを持ち 闊歩する
数字は 預金通帳や株券など色んな所にもある
しかし なぜ その数字に 
それだけの価値が有るのだろうか
 
結果には必ず原因が有るように
その答えは ひとことで言うなら「信用」
その数字を支えている信用が裏にはある

裏にて支えるモノ
非常に見えにくいけれど
その信用が、数字となって動いている

信用とは、摩訶不思議
環境や時代や人に左右され流転し
ごまかされる事もたまには有る
しかし、流転する中に不変なるモノもあるようだ
「天の倉に徳を積む」ということわざがある
天に信用が有るかどうか

銀行に貯金として積み上げるのも悪くはないが
何事も活かされてこその値打ちだろう
あまり活かされていないから 利息も低い

しかし、天の倉では、地上ほど低くはなさそうだ
仏神から受ける信用 その価値を裏付けるもの
それは いったいどんなものなのか
仏神が認める価値 その信用とはなんだろう
天に有る銀行に数字を重ね
貯蓄をするはとても難しそうだ


企業の目的は社会貢献 利潤追求は結果目標
「企業の目的は利潤追求である」

この言葉が一人歩きしていろんな毒を流している
これは右目だけの「結果至上主義」「拝金主義」
利潤が上がるための原因を見ていないために
片目で立体的に見ることが出来ないでいる

仕事が利潤を上げ拡大再生産していくためには
その仕事が役に立ってその対価を生み出していること
顧客が支払ってくれた対価以上の満足を与えること
仕事としての役立ちが必要十分条件として有る
その「与える愛」で拡大再生産の流れが起こる

片目の利潤追求しか見ない社会だと
人間の「存在意義」とも関連して
社会に多くの不幸をまき散らすことにもなる
人として一番気になるのはどうしても結果

誰であれ、順境の時はいいが
逆境の時や 欲が強すぎるような時
利潤を上げるための方法論に歯止めがかからなくなる法律に触れさえしなければ何でも有りの世界
ちょっと考え違いをするだけで、非合法な手段もとる
刑法で罰される事や 良心の呵責を無視すれば
結果を上げる一番手っ取り早い方法は
他者の積み上げたものを横からいただく事になる

刑法犯の増加や企業犯罪の多くが
このような流れの中から起こる
これがまた 
そううつ病など 精神障害の原因にもなっている
蛇行しガケにぶつかったり谷に落ちたり
両眼で見なければ曲がりくねった山道のような人生を無事に歩む事はできない


美しき山々


威容を誇り
その美しさを競い
人々の畏敬の念をも集める存在
山の姿は色んな事を比喩としても現してくれる

山の高さは 進歩を現し・・・・陽
山のすそ野は 調和を現す・・・陰

進歩のみ追い求めると 山は崩れ始め
調和のみ追い求めると 山でなく丘となる

自然の恵みである雨は
高き山の周辺に多く降り
次第にその大地を潤し流れていく
水は色んな価値あるモノに例えられるだろう
山が低いとその価値ある雨の量は少なくなる
雨が少ないからといって山に降る雨を
麓にばかり降らせると飢饉が起こる

進歩だけ、高さだけを求めるのも問題だが
調和だけ、平等だけを求めるのも大きな問題だ

格差を非難する向きもあるが
自由競争に格差が生まれる事は当然の理
高低差が有る事で水も良く流れる

経済という水を良く流すためには
仕事とお金の流れの質と量と
そのスピードをアップする事だ


経済社会の原則

経済活動の原点は、物々交換
同じ価値(信用)を持つモノの交換
それを便利にする為に貨幣が発明された

その基本は、具体例を挙げるなら
米作りと器作りの得意な二人がいて
共に自分たちの家族に必要以上の余分を作れる為に
それぞれが、与え合い生活を豊かにする事から始まる

それぞれの個性と得意分野を活かし
また、苦手な部分を補完しあい
生活を豊かにし社会は発展して来た

原点は、何らかのサービスなり生産物を
産み出し与えることが基本に有る
その連鎖の延長線上には、
その地域を守る為のいろんな組織も出来る
そうやって国家という組織も出来てきた

その社会を構成する1人1人が
努力し更なる生産物を産み出す事で
その社会は成熟し成長するが
その中には、次第に不心得者も出てくる
与える事をせず、
与えられる事のみを求める人達も出てくる

障害を持っていたり
幼少や老齢で与える要素を持っていなかったとしても
社会の希望と安定の為に役立つような方達もいるが
自も他も偽り積極的に奪おうとする人達も出てくる

一時期、社会が成熟し成長したとしても
裕福になってきた時点で
努力せず怠けて寄生する者達も次第に多くなる

奪う事のみに努力工夫をする人が増えるとどうなるか
その社会の持っている仕事の全体の価値は目減りする
その社会の貨幣価値を支えているのは、
その仕事価値でありその信用である
結局 その国の通貨の信用レベルも
次第に下がってくる事になる

そうやって世界は、
経済が成長し衰退し破綻する歴史を繰り返している
現在も色んな国が有り
財政赤字に苦しみ景気の沈滞に悩んでいる
その中で色んな景気刺激策や
経済対策がなされているが

この経済の原点から考えると
裕福になった時点で時間的にゆとりがある人達が
どのような行動に出るかという事にある

その繁栄の上にあぐらをかく人が増えると衰退し
その時間資源を活かし
更なる魅力有る仕事を産み出す人達が増えると
更なる発展をすることになる
非常に簡単な原理だろう

日本は、戦後の復興という仕事の延長線で
国民全員がガンバッテ仕事をしてきたおかげで
国内資産が1500兆円という規模まで
仕事をしてきた
諸外国から評価されるだけの信用を積み重ねた

しかし、「ゆとり教育」というように
国政レベルで怠け心を奨励し始め
社会保障を充実させ
働かなくても仕事をしなくても
生きていける人達の割合を増やしていった

結局、今、日本の経済的停滞は
そこにあるのだろう
今後の日本を考える時に
社会保障の量を増やすのではなく
その質を上げつつ
国民の労働意欲、
チャレンジ意欲を鼓舞する必要が有る
仕事を増やす必要がある

新たな未来ビジョンを打ち上げて
さらに、地球レベルで大いなる仕事を産み出し
更なる繁栄発展を目指さなければならないだろう
多くの人々が努力出来る夢を与えなければならない

天は、停滞を許すモノではないようだ
法則として成長する義務が有る
進歩を怠け調和だけを考えると衰退が待っている

我々は、自覚しなければならない
調和だけを考え 事なかれ主義で
進歩を捨て 努力する事を怠るのなら
進歩しようとする周辺の国に取り込まれるだけだ


自衛隊と武道

武道として 剣道や柔道 空手などがある

右目(陽)で見ると 相手にうち勝つ為の手段
攻撃力であり防御力であり 武力である
確かに スキルの面であり
間違えると「暴力」にもなりうるもの

左目(陰)で見ると 同時に
マインドを磨く面が有る
自分自身にうち勝たなければ
相手にもうち勝つことはできない
その力が単なる暴力と堕することがないように
精神鍛錬、修養の場でもある

自衛隊を「暴力装置」と言う人達がいる
この言葉は 左翼思想の言葉のようだが
まさしく片目で蛇行した視点
武道をやっている者を暴力団と見るに等しい

人はなにかを見ようとするとき片目で見る
より良く見ようとして片目で目標を見る
しかし、片目では立体的に見えないのだ

多くの人に この病巣は浸透している
表面だけで見る 結果だけで見る
それを支えている
見えにくいモノを見ない
同じ見方が色んな所でなされ社会が病んでいる
「企業の目的は、利潤追求(陽)である」
これは「社会貢献」(陰)を見ていない

「自然界は、弱肉強食である」
これは「共存共栄」を見ていない

左翼思想に取り込まれた人達は
右脳(悟性・感性)左目の働きが弱く
左脳(知性・理性)右目ばかりで見る為に
その反動で必要以上に優しくあろうとする
結局は 蛇行しているのだ

両目をあけていない為に
立体的に物事を見る事が出来ないでいる
「地獄への道は善意で舗装されている」
ということわざが有るように
左翼思想が多くの人達の中に蔓延し
多くの不幸をまき散らしている

単純に両目で見れば良いだけなのに
頭のいい人ほど片目で見ている愚かしさを
知らなければならないだろう


基地と原発

沖縄に米軍基地が有りすぎるという
その負担軽減が必要だという

沖縄は地政学的に見ても
軍事基地として重要な位置にある
基地を無くした結果どんな事が起きるのだろう
変化は、別の変化も産みだす

当然、負担にはリターンがともなう
押しつけられ受け入れた その対極に
色んな振興策が与えられてもいるだろう
色んな優遇策が与えられてもいるだろう
色んな感謝の思いが具体化されているだろう

社会には、色んな地域がある
地域により色んな形の負担を負っている
その負担は様々な地域の特性の上にある
あたかも、肉体の諸器官が
それぞれの役目を負っているかのように

それぞれの地域は周辺社会に対して 
何らかの必要性が有り
その存在意義があり さまざまなお役に立っている
それに伴う幸福ということも味わってもいる
都会は都会としての役目と
また、その反面のリスクも背負っている

原発誘致という負担がある
それにもリスクとメリットの両方があるだろう
そのリスクの負の部分を今、福島の方々は負っている
しかし、負担してきた事はマイナスだったのだろうか
使命を果たしてきた事には大きな意味があるはずだ
税収を減らし、国内産業の元気を奪い
国力を削いでいく先に
何が待ちかまえているのか想像するのは簡単だ

その負担を放棄したときに 
どれだけのリスクを減らし
その反面のメリットを 
どれだけ失う事になるのか
どのようなプラスがあり
どのようなマイナスが起こるのか
それらの結果は その地域社会だけでなく
日本という体全体が負うことになる

国の指導者はそれらを見通して
目先の利益や恐怖に翻弄される国民を説得し
国家全体の行く末を考え 
今を舵取りしなければならない

政府が、国民以上に
蛇行した判断を繰り返す場合がある
自分たちの自己保存のために 
原発被害を一企業の責任として押しつけたり
危機感をあおり 国民の不安をかりたて
今を取り繕い、自分を取り繕うことに汲々とする

日本の未来のことなど考えず
リーダーたる資格を持たないモノ達に
権力を与えた報いを
日本国民は負わなければならないのだろう

 
国民の選択

人が何事かを選択するに
情(悟性感性)と理(知性理性)を使う
右脳的なモノ、情(好きか嫌いか)と
左脳的なモノ、理(プラスかマイナスか)を使う

しかし、色んなニュースが流れ
その記事に対する国民的意見は
流す側の意図に従ってその方向が決まる

理(知性理性)と情(悟性感性)の両面が狙われる
利益に誘導され、また、逆に恐怖心をあおることで
彼らは単純に反応してくれる
そして、後追いで理屈はついても来る

深く考えることなく
自分たちの目先の都合で
ただ、反応するのが人間だ

感情のままに動いたり
目先の損得だけで動くと
後で手痛いしっぺ返しが来る事を
誰でも本当は知っている

左(情)と右(理)の両目を開け
時間的なものと空間的なものを広げ
未来に責任を持ち広い世界の中で考える事が必要だ

しかし、片目で見て蛇行し
簡単に間違った判断を繰り返す事が
今、現実に多くの場面で起こっている

原発の再稼働の問題がある
政府もマスコミも
国民受けを狙うあまり
情(悟性感性)にばかり訴えかけ
理(知性理性)を無視する

恐怖心をあおられ反原発、脱原発への意見が高まる
しかし、今、原発を全て止めるような状況が来れば
日本のエネルギーに問題が生じるであろう事を無視

現状の電力供給を石油に頼れば相当のコストアップ
その結果、企業の国際競争力は衰退
法人税の高さなどと共に国外移転んの圧力は強まる
労働環境は縮小し、税収の不足
当然ながら年金など社会保障費の不足も起こる

それらを埋め合わせようと消費税などをアップすると
消費はさらに冷え込み、企業の業績も落ち込み
更なる空洞化を招き、税収はさらに落ち込んでいく
核アレルギーをあおるのもいい加減に止めるべきだ
現代は、ミニ太陽の如き力を使える時代になっている
この力を使うか使わないかでは
経済だけでなく軍事の面でも大きく差が生まれる
アメリカの核の傘が無ければ
北朝鮮に戦争を仕掛けられても負けてしまうだろう

したくなくても(情)
やらなければならない事(理)が有る
苦手な勉強も、余り気乗りしない仕事でも
やらなければならないと判断できることは多い
努力することで道が開かれ
感情的なものも変化してくる


原発の今回の事故も見方を変えれば
地震では自動停止して安全に止まっていた
ただ、津波で冷却装置に支障をきたした結果だ
予備の電源が一つだけというお粗末さは有ったが
今回の事を教訓に安全対策を講じれば
更なる安全な原発が作れ
世界に供給出来る武器ともなる

やらせメール事件とて
原発推進の意見を出す努力が
まるで悪い事のように報道されているが
これは間違った判断だろう

本当は、政府などが積極的に
情での見方を離れ
理での見方を国民に知らしめて
国家の将来に備えなければならないのに
政府もマスコミも、左目(情)を中心に見ている

左目(情)中心に見ている国民には
当たり前の事を言っているように
見えるかもしれないけれど
国家の指導者たる姿ではないだろう

リーダーたる人たちがその様な行動しかしない
その原因は、目先の事しか見ずに自己保身
無責任になっているからだ
明確な未来ビジョン無く
単に蛇行させているだけだ
その結果は将来に大きなツケを残す事になるだろう


循環

すべては循環する
血管に動脈と静脈が有るように
すべてに陰陽の流れがある
水は流れ 血液も流れ 経済も流れている

雨は山の上流に多く降り しだいに大地を潤していく
川を流れ 地中を流れ 生き物たちの体の中を流れ
地球全体の格差の中を流れ 巡りめぐる
天に上がり、また 地上に降りてくる
上流に降る雨を 雨不足だからといって
下流域ばかりに降らすと飢饉が起きる

経済の流れも 循環する
仕事があって
商品やサービスが流れ 生活に潤いを与え(陰)
代金が生まれることで
給与、報酬として流れ 生活を支え(陽)
さらに仕事を支え
生き甲斐を与える事にもなる

どうしても表面のお金(価値)の流れを見てしまうが
それを支える仕事(信用)が裏面にはある
その社会の成している仕事あっての価値なのだ
その仕事の質、量、スピードがレベルダウンすると
その社会の価値は下がり、衰退の道を行く

景気を良くする為には、お金の循環はもちろんだが
仕事の質と量、スピードがアップすれば良いだけの事
この循環の為にアクセルを踏む努力をすべき事
ブレーキをかける増税など論外なのだが


権利と義務の循環

私たちの人生には
「権利」と「義務」が与えられ
波を描き 流れ 循環している

しかし 多くの人は権利ばかりを見る
義務の本質を見ようとしない
知っていても 理解しようとはしない

されど 真実は 流れ 循環している

義務とは 権利の為の対価ではない 反対語でもない
義務とは 権利を行使した結果 出すべき成果である
陰と陽の関係 表裏一体であり 
原因と結果の関係でもある
義務とは 一言で言うならば「お役に立つ」こと
社会全体が 義務を忘れ 
権利ばかりを主張するようだと
その陰陽の流れは止まる
その存在は 不可能となる

水の流れは停滞し
やがてその水は腐り始め
その体自体をむしばむ事になる
その価値あるモノを消し去る事になる

しかし なぜ 循環する必要が有るのだろうか
循環して いったい 天は何をせよというのだろうか
ただ 単純再生産のために循環している訳ではない
ただ 回るだけで良しとされているわけではなく
何らかの向上を期待されての事ではないのか


恐怖心が現実の恐怖を呼び込む

原発事故で 日本全国
世界中が恐怖心に包まれている

放射線による死者はひとりも出ていないのに
政府、マスコミの腰の引けた報道姿勢に
世界中が恐怖し 測定値に一喜一憂を繰り返す

そして、反原発のうねりが世界中を覆い
国内では この夏の 電力大量消耗時に
電力供給の赤信号が点滅している

自然エネルギーが話題に上るが
未だ その主役たる地位を築く力はない
地熱発電も 地殻を刺激し
地震誘発の原因ともなるという学説も有る

化石燃料は CO2の問題と枯渇の問題がある
さらに国家防衛の問題も含んでいる
先の大戦もエネルギー資源の確保にあった
様々な不安を抱え 
コストの相当額のアップも強いられる

さらに 地球温暖化問題で 
CO2を地中に封入する実験も行われているが
この実験も 地震誘発の原因となっているという説もある
http://www.youtube.com/watch?v=
yKelRMAnyis&feature=related

とにもかくにも
この夏の電力事情だ
原発事故で死者は1人も出ていないが
全国の原発が再稼働する道を閉ざされば
その電力不足が色んな被害をもたらす事になるだろう

熱中症で毎年幾人かの死者が出るが
今後、さらに増える心配も有る
電力不足で国内企業の生産拠点の海外移住が加速され
国内の仕事の空洞化で失業が増えるならば
毎年 3万人以上の自殺者が
さらに上積みされる事にもなる

放射線は「放射能は癌などのリスクを高めるもの」と
思いこまされているが 
「放射線ホルミシス」という視点もある
http://www.thar.jp/contents/level.html

放射線を浴びるような職場の方が
逆にガンの発生率など低いデーターが有る
少ない量では、毒をもって薬と成すように
プラス面も有るようなのだ

恐怖心をあおり蛇行する事で
ザリガニが後ずさりして
網に中に追い込まれるように

知性有る人間とも思えないような
行動をする事を知っておくべきだろう

企業とは 働くとは


企業の目的は、利潤追求
働くのは、生活のため、家庭を守るため
お金を得るためだと人は言う

人生とは 曲がりくねった山道を行くが如し
片目だけで見ている人たちよ
片目で山道を行く危うさよ
谷に落ちたり ガケにぶつかったり
様々な危険が待ちかまえていることだろう

世界は循環している
循環しないモノなどなにも無い
陰陽の流れが全てに在る

与える事で 与えられる
出すことで 入ってくる
貢献する事で利潤が生まれる
権利が与えられるゆえに
義務が生じている

意識しようがするまいが
すべての存在は 表裏一体
裏が有る事で表が在る
表の値打ちを支えているもの
それは 裏側に信用あるが故

信用とは、仕事の中 その存在意義の中にある
全ては循環し流れている
陰陽の循環する流れが すべてに有る
価値ある仕事が価値あるものを支えている

しかし その循環を見ない傾向が 今の社会にはある
見えない他者や環境を 軽視する
見えない原因を 軽視する
見えない結果を 軽視する
さらに 自己の内面すら 軽視し
ただ、今 そこにある 
目先のモノだけを見ようとする  
目先のモノだけを見て 自己保身の思いに捕らわれ
目先のモノだけを見て ワガママを発揮する
そして
目の前に有るモノまで無為のものにしようとする 
表裏一体で見ない事で
利潤を上げる事を卑下する傾向もある
大企業や金持ちは悪どい事をして儲けていると見る
累進課税はその証拠でも有るだろう
単に取れる所から取ろうというゲスの根性か?
日本の法人税は 世界に類を見ない高さだ
さらに同じような所から消費税なる名目で
さらに取り上げようとする

それは おそらく
「企業の目的は 利潤追求」
とだけ見ているせいだろう
多く稼いでいる者達は、
単に 旨く立ち回り
悪どい事をやっていると見られているようだ

努力を正当に評価することなく
嫉妬のままに ねたみ心から
引きずり降ろそうとしているかのようだ

すべては循環して流れる事を知らないのだろう
社会貢献を無視して経済の循環など成り立ちはしない
努力し工夫し多くの価値あるモノを
産み出す人たちが居なければ
その社会を維持し支えていく事は出来ない

より良く
より多く
より早く
社会に貢献した会社のそのサービスや商品を
もっと多くの人たちにも
提供して欲しいとして
消費者は代金を支払い応援していると見る事も出来る

両の目を開けてみれば こう見るべきなのだ
「企業の目的とは、仕事を通じての社会貢献であり、
その結果目標として利潤追求がある」

そして、その利潤が納税により
社会を支える力となり国家の仕事を支える力となる
直接、間接的に素晴らしい社会を創り出す力となる


脱原発が招くもの

「脱原発」という声が一般市民だけでなく
政府やマスコミ 学者などからも出ている
が、果たして、本当にそれで良いのだろうか?

原発は確かに危険
情で考えれば誰でもイヤだ
しかし、理で考える必要が有る
核エネルギーの凄さは、原水爆で実証済み
その力を発電のために利用する技術が開発され
その力ゆえにそのコストは小さい

利用するのかしないのかで
その社会を支えるエネルギー事情は違ってくる
経済、軍事に関わり大きな差を産み出す事になる

権利を中心に見てしまうサヨク思想の人
世界観が狭い人たちは最悪の事態を招く

どうしても、情で判断した結果を優先する
権利を優先し 本来の義務を無視する
怖い、イヤなものはイヤだ
情を起点に理を構築すると
そんな怖い資産を子や孫に残す事は罪だと判断する

しかし、核エネルギー活用は大きな未来を秘めている
原発、核エネルギーを活用しなかった国は衰退し
活用した国は経済的にも軍事的にも力をつける
国内に安い人的エネルギーを持ち
この凄まじいまでの核エネルギーを活用するならば
その競争力の差は凄まじい
国内産業の空洞化が国力を奪い最貧国へと向かわせ
核兵器を持つ国とそうでない国では
軍事力の差は比較にならない
通常兵器での優位さでは問題にもならな

いま、日本はアメリカの核を背景にしているが
アメリカの軍事予算は削減を迫られ
日米安保条約がなくなれば
その核の力は忽然と消える
そうなると、北朝鮮の核兵器を背景にした力でも
簡単に日本を恫喝し占領する事は可能となる

沖縄の米軍基地の移転問題でも
あの状況下では財政赤字も有り
米軍が本当に引き上げる可能性も出てきた
当然、日本を守ってくれる保証は無い

経済力、軍事力を弱める選択は
サヨク思想の暗示を受け目先の事しか見ない
調和しか見ない人たちには受け入れられるだろうが
日本の将来を考えると国家の滅亡すら想定される
進歩を目指さないという事は
調和が維持されるのではなく 
衰退が待っているのだ

起こる未来を予想出来ない罪は、
一体誰が負うというのだろう
無責任の罪を いったい誰が償うべきなのだろう


TPP


色んな意見が交錯する
参加国にしろそうでない国にしろ
何らかの「利」を求めての判断である事に違いが無い
国益を考え 産業界の「利」を考えても単純ではない
利になる所も 損になる所も有る
それぞれの利益を代表して争っている
まさに、自と他のそれぞれの正しさがぶつかり合う

結論は、弱肉強食の世界ではあるが
共存共栄の世界観の元に正しさを探る必要が有る

ここで、当然ながら第3の視点が必要だ
地球レベルで見た正しさ
天、仏神から見た正しさを持ってこなければ
解決する事は出来ないだろう
比喩で 天の視点から見るならば地球も1つの家族
色んな個性を持った子供達がいる
その大きな家が成り立つ為には
それぞれの子供達の特徴、強みを活かす必要が有る
強みを活かし成長を促す事でファミリーは強くなる

努力した子供を評価せず
甘やかされてひ弱になっている子供を守りすぎると
ギリシャのようになり その家はやがて破綻する

基本は、努力した者が報われる世界を創る必要がある
過保護で育った所は、結局は役に立たないのだ
意見が分かれる時
地球全体を我が子と認識しているような存在
神、仏、天の視点で正しさを考える必要があるだろう











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