緑ゆたか 落ち着いた山里
 
 春は山桜  初夏にはホタル
  
  山田方谷ゆかりの史跡が残る里

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       巨 龍 山
    
 定 光 寺
   
      
  巨龍山 定光寺は山田家の菩提寺、山田家22代、23代のお墓は、このお寺の本堂裏の高台にあり、静かに眠っています。
  このお寺の歴史は古く、807年に平安時代玄賓僧都が、深山幽谷の地で、仏典の研究に適し、外に出ると仕事に励む人たちとの交わりがあり、さらに薬草と薬石があるとの理由で庵を開いたことに始まり、空海も808年玄賓僧都を訪ねてこの地を訪れています。
  もともと法相宗のお寺でしたが、1443年巨龍山定光寺、曹洞宗(禅宗)のお寺として再興しています。本山は「永平寺」「総持寺」、本尊は地蔵菩薩、徳川家の位牌所(「日光東照大権現」の大きな位牌がある)であり、松山城主板倉家の祈念所でもあり、大正の頃まで雲水の養子所でもありました。
  お寺の前の新見往来を大名行列が通行する際には、殿様は篭を降りて徒歩で階段を上がり、徳川家康の位牌を拝んでから移動しなければならなかったそうです。
  なお山号の「巨龍山」は、寺の前庭にある巨松で毎夜のように光り輝くものがあり、これが巨龍の両眼からほとばしる光であったため命名されたものです。
 
   
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